うつ病

 東金市在住とうがねしざいじゅう 30だい 男性だんせい
傷病名しょうびょうめい】 うつびょう
手帳てちょう有無うむ】 精神障害者保健福祉手帳せいしんしょうがいしゃほけんふくしてちょう3きゅう
請求方法せいきゅうほうほう】 認定日請求にんていびせいきゅう
審査結果しんさけっか】 障害厚生年金しょうがいこうせいねんきん2きゅう 年額ねんがく  1,300,919 円 (令和れいわ7年度ねんど
遡及金額そきゅうきんんがく】 6,501,703えん
有効期間ゆうこうきかん】 3ねん

お母様から老齢年金のご相談を頂いた際、息子さんの障害年金の手続きを依頼されました。医療系の国家資格者として就職されましたが、パワハラによりうつ病を発症したことで労災認定され、その後障害者雇用にて再就職されましたが、休職中で翌週には復帰される段階でのご依頼でした。復帰後の状況を把握するため診断書の受取は病院で待ち合わせをし、その場で診断書を確認し訂正を医師にお願いしましたので、その日のうちに申請手続きを終えました。診断書の内容は認定日で2級、現症で3級という感じでしたが、障害者手帳が最初からずっと3級で、障害者雇用とはいえ収入もかなり高く、依頼を受けたときには一人暮らしをしていたこともあり、障害年金の審査は日常生活で判断するとはいうもののそういった状況がどこまで影響するか不明な中での申請となりました。遡りのある請求であったにも関わらず、特にカルテの開示などの追加書類の提出を求められることもなく、請求から2ヶ月経たない期間で無事に認定日2級、現症3級で支給が決定しました。私が障害年金の申請を行ってきた中で、精神障害での請求がほとんど占めていたといっていいほどかなりの件数を行ってきましたが、今回遡及分だけとはいえ障害者手帳の等級より上位等級に該当したことは私にとっても初めての経験でした。障害年金を受給できたからといって病状が軽くなるわけではないので、今ある仕事を続けられるよう受給できたお金を使って少しでも症状が軽くなる方法を見つけていただけると嬉しいです。

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